ぎっくり腰

- 「朝、布団から起き上がるのが困難。前かがみになれず、靴を履く・着替えるのがつらい。」
- 「通勤中の電車の揺れだけでも腰に激痛。じっとしていても常に気になる痛みがある。」
- 「急な腰の激痛でまったく動けなくなり、家事や仕事が手につかない。」
- 「立つ・座る動作が難しく、トイレに行くのも一苦労。」
- 「少しの時間でも同じ姿勢を保てない。デスクワークができず仕事に支障が出る。」
- 「慢性的な腰痛を抱えており、今回のぎっくり腰でさらに悪化するのではと不安。」
- 「急な発症で仕事を休まざるを得ず、予定がすべて崩れてしまった。」
- 「一度経験すると、再発が怖くて体を自由に動かせない。」
ゆ〜かり整骨院グループのぎっくり腰改善の流れ
ぎっくり腰とは?原因・対処法を専門家がわかりやすく解説
朝、顔を洗おうと前にかがんだ瞬間、腰に「ビキッ」と走る激痛。靴ひもを結ぶだけの、何でもない動作なのに、そこから一歩も動けなくなってしまう——。
多くの方が、初めてのぎっくり腰をそう語ります。
「また起こりそうで怖い」「腰が伸ばせない」「繰り返すのを何とか止めたい」。
私たちは、その不安を最初に受け止めるところから、施術を始めます。
ぎっくり腰は“腰の捻挫”
いわゆるぎっくり腰は病名ではありません。医学的には急性腰痛症、つまり腰部の捻挫です。
前かがみで物を持つ、ひねる、くしゃみをする——そんな日常の一コマが引き金になります。
多くは4〜6週間で落ち着いていきますが、状態によっては3か月ほど要することも。背景には、筋肉の柔軟性が落ちて硬くなり、ふとした動きに耐えられなくなることが大きく関わっています。
筋肉が硬化し柔軟性が低下すると、ほんの少しの動作でもぎっくり腰を招いてしまう……これが再発の多さにもつながります。
骨盤や背骨のわずかな歪み、関節や椎間板・神経への負担が重なると、“治ったはずなのにまた”が起きやすくなるのです。
なぜ、あなたの腰に起こるのか
日本では多くの人が腰痛を経験すると言われます。
原因をたどると、長時間の同じ姿勢や、猫背のままの座り方・歩き方など、日常の小さな積み重ねに行き着くことが少なくありません。
背骨のS字カーブが保たれていると負担は全体に分散しますが、背中が丸まると、負荷は腰へ集中します。硬くなった筋肉は骨や関節を支えきれず、やがて限界を迎え、ある日突然、ぎっくり腰という形で表に出るのです。
ゆ〜かり整骨院、天王町接骨院では痛みを取るだけで終わらせません。
「痛みを繰り返さない身体づくり」をゴールに置き、再発しにくい身体へ導いていきます。
《ぎっくり腰》の施術の方針と概要
ゆ〜かり整骨院・天王町接骨院では、まず丁寧な問診から始めます。
どの部位が、どんな動きで痛むのか。いつ発症し、何をすると辛いのか。
立った姿勢、座った姿勢、歩く様子を拝見し、触診で筋肉の硬さや張り、骨盤や背骨の歪みを確かめます。必要があれば可動域もチェックします。
内科的な可能性が疑われるときは、医療機関へのご紹介もためらいません。ここまでで“原因の輪郭”が見えたら、施術がスタートです。
※治療初期からメンテナンス期までの流れは、多い事例でご紹介しています。全ての方が当てはまるわけではございません。また、患部の状態によっては専門医(医師)をご紹介することもございますので、ご了承ください。
《初期》ぎっくり腰改善の施術
〜炎症を鎮め、動ける身体へ〜
施術開始からおおよそ1〜2週間の初期段階では、「何もしなくても痛い」「動けない」という急性の炎症症状が強く出ている時期です。
発症から48〜72時間は炎症期とされ、冷却が有効ですが、天王町接骨院、ゆ〜かり整骨院ではその上でハイボルト療法や神経調整による痛みのコントロールを行います。
筋肉の深部(脊柱起立筋・腰方形筋・大腰筋など)にピンポイントでアプローチし、過剰な神経刺激を抑えることで、早期に症状を緩和。
加えて骨格調整で筋肉にかかるストレスを減らし、腰への負担を最小限にします。
この時期は過度な筋肉への刺激よりも、炎症を抑え、腰部を安定させることを重視します。
「少し動けるようになった」——その一歩を早めるため、初期は間隔を詰めての施術をご提案します。
《中期》ぎっくり腰改善の施術
〜構造と機能を“回復させる”(2~6週間)〜
痛みが落ち着き始めたら、次は回復の段階です。
ここでは、歪みを正し、失われた柔軟性と機能を取り戻すことが主役になります。整復で姿勢の柱を整え、トリガーポイント療法や柔整マッサージで深部の硬結に届かせ、血流を促します。
手技が届きにくい部位には物理療法、立体動態波を補助的に使うこともあります。
筋肉が緊張して血行が滞ると、発痛物質が溜まり、また緊張が強まる——そんな悪循環を断ち切るのがこの時期の役割。
ここからは、日常生活での注意点や、やさしいストレッチも併走させ、再発しにくい使い方を身体に覚えさせていきます
《後期》ぎっくり腰改善の施術
〜日常へ戻るための最終調整(1ヶ月~1.5ヶ月)〜
施術から1か月前後。痛みは消え、動ける実感が戻ってきます。
しかし、この“良くなってきた”時期こそ、再発予防の正念場です。
仕事や家事、スポーツなど、あなたの日常(ADL)に合わせて施術の頻度や内容を調整し、筋肉調整・骨格調整・ハイボト治療を必要に応じて組み合わせます。
同時に、自宅でできるエクササイズを段階的に増やし、無理のない形で体の回復力を育てます。多くの方が4〜6週間で後期に入り、2〜3か月で治癒の目安を迎えます
《メンテナンス期》ぎっくり腰改善の施術
〜「良い姿勢を、楽に保てる」身体へ〜
施術終了後、3ヶ月〜6ヶ月ほどの期間をかけて行うメンテナンス期では、ぎっくり腰を繰り返さないための正しい姿勢の習慣化と筋力維持が目的となります。
本当のゴールは、痛くない今を続けること。そこで活躍するのがEMSです。ふだんは強い運動が必要な速筋群にも電気刺激が届き、寝ている姿勢のままでもインナーマッスルを効率よく鍛えられます。体幹が安定すると、良い姿勢を“頑張らずに”保てるようになり、ぎっくり腰の再発リスクがぐっと下がります。
自主トレで進めたい方には、無理なく続けられるプログラムをご提案します。
ぎっくり腰の再発予防のためのケアを習慣にするには、月2回目安のダメージケアコースや腰痛・むくみ解消コースを組み合わせるのも良い選択です。
ぎっくり腰を繰り返さないために|予防は、今日の小さな選択から
ぎっくり腰を繰り返さない鍵は、難しいことではありません。
椅子に座る時にお腹へそっと力を入れ、耳・肩・お尻が一直線になるよう意識してみる。
固まった股関節と体幹に、1日数分のやさしいストレッチを贈る。
よく眠り、食事を整え、疲労とストレスを溜めすぎない。
そうした小さな積み重ねが、次の“ビキッ”を遠ざけます。
栄養が足りない体は、筋肉も回復も本来の力を発揮できません。冷えやだるさを感じやすい方ほど、体を温め、血の巡りを良くする日々の工夫が効いてきます
1. 普段の姿勢を見直す
長時間悪い姿勢が続くと、腰の筋肉に負担が蓄積されます。特に猫背や腰を丸めた姿勢は、筋肉と関節への負担が大きく、再発リスクも高まります。
お腹に力を入れて、耳・肩・お尻が一直線になる姿勢を保つよう心がけましょう
2. 運動習慣を身につける
筋肉は動かさないと硬くなり、柔軟性が低下します。硬くなった筋肉では急な負荷に耐えきれず、ぎっくり腰のリスクが高まります。
ストレッチや軽い運動を日常に取り入れ、筋肉の柔軟性を保つことが大切です。筋肉を使うことで、身体が「この筋肉は必要だ」と認識し、自然と姿勢保持力が上がっていきます。
こんな時は、迷わずご相談ください
「動くのも辛い」「何度もくり返している」「いつまた起こるか不安」——そんな時は一人で抱え込まず、早めにご相談ください。
私たちは、評価→段階的な施術→再発予防までをひとつの流れとして伴走します。必要があれば医療機関と連携し、あなたにとって最善の道を一緒に選んでいきます。
ぎっくり腰よくあるご質問(FAQ)
Q.ぎっくり腰は何日で治りますか?
A.症状によりますが、軽度であれば数日〜1週間ほどで落ち着く方が多いです。重度の場合は2〜4週間程度の施術をおすすめします。
Q.ぎっくり腰でもすぐに施術は受けられますか?
A.はい、炎症期でも対応可能です。状態に応じて電療や冷却など無理のない方法で施術を行います。
Q.また再発するのが不安です。どうすれば良いですか?
A.骨格調整や筋肉調整、姿勢の改善とインナーマッスルの強化が再発予防には効果的です。天王町接骨院、ゆ〜かり整骨院ではEMSを活用した予防プログラムをご提案しています。
Q.保険は使えますか?
A.初回の急性腰痛や外傷であれば健康保険が適用できるケースもございます。症状により異なるため、ご来院時に詳しくご説明いたします。
Q.初めてですが予約は必要ですか?
A.天王町接骨院、ゆ〜かり整骨院は予約優先制となっております。お電話・ネットなどなどから事前にご予約いただけるとスムーズです。
監修:ゆ〜かり整骨院グループ 株式会社アザース 柔道整復師チーム
※柔道整復師とは、骨折、脱臼、打撲、捻挫などの外傷に対し、手術や薬に頼らず、手技療法や物理療法、運動指導を駆使して、患者の自然治癒力を最大限に引き出す治療を行う国家資格を持つ医療技術職です。
ぎっくり腰、腰痛については下記に各院にご相談ください。
《症状改善の流れ》あなたのお悩みはどれですか?
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