その頭痛、「筋緊張性頭痛」かも?
長時間パソコンやスマホを使う人は要注意!「緊張性頭痛」とは?

仕事中や授業中、ふとした瞬間に「なんだか頭が重いな…」「こめかみがズキズキ締め付けられる…」と感じたことはありませんか?
その症状、もしかしたら筋緊張性頭痛(きんきんちょうせいずつう)かもしれません。
デスクワークで増える「筋緊張性頭痛(きんちょうせいずつう)」
「最近、頭が重い…」「市販の頭痛薬でごまかしているけど効かなくなってきた…」
そんな声をよく耳にします。
頭痛とひとくちにいっても種類はさまざまで、中には命にかかわる病気のサインであることもあります。ですが、デスクワークやスマホ操作の時間が長い方に特に多いのが、筋緊張性頭痛(きんちょうせいずつう)です。
なぜ首や肩が原因で頭痛が起こるのか?
この頭痛は、首や肩まわりの筋肉が硬く緊張し続けることで起こります。長時間同じ姿勢で作業をしていると、首や肩を支える「僧帽筋(そうぼうきん)」などの筋肉に負担がかかり、血流不足や炎症が生じてしまうのです。
その結果、
・頭全体が重く鈍い
・こめかみや後頭部に圧迫感がある
といった症状が出てきます。片頭痛にみられるような吐き気や光・音への敏感さは少ないのが特徴です。
頭痛を薬でごまかすのは逆効果
ここで気をつけたいのが「市販の頭痛薬でとりあえず誤魔化す」という対応です。
確かに一時的には痛みが和らぎますが、原因そのものは解決していません。
むしろ身体が出しているSOS信号を無視することになり、結果的に症状を悪化させたり慢性化させてしまう危険があります。
「頭痛くらい放っておけば大丈夫」と思う方もいますが、痛みは身体からの大切なメッセージ。薬に頼る前に、根本原因である筋肉の緊張や姿勢の乱れを整えてあげることが必要です。
とはいえ、忙しくて休めないのが現実。そこで当院の役割があります。硬直した首や肩の筋肉を整えて血流を改善し、再び同じ症状を繰り返さない身体へ導くことが大切です。
ここからは、実際に「原因がわからない頭痛がずっと続いていた…」と不安を抱えて来院された30代女性Kさんと長時間のデスクワークでつらい頭痛抱えてラインされたMさんのふたつの症例をご紹介します。
「頭痛が治るなんて!」30代・Kさんのケース
Kさんは20代前半からずっと、原因不明の頭痛に悩まされていました。
何件もの脳神経外科を回り、MRIやCTを撮っても「脳には異常ありません」の一言だけ。
薬も効かず、どうしていいか分からないまま、不安と痛みの中で仕事も家事もこなす日々。
「このままずっとこの頭の痛みと付き合っていくのかな…」と半ばあきらめていたそうです。
そんな中、会社の同僚がふと「整骨院で頭痛が改善したって聞いたことあるよ」と言ってくれて、Kさんはすぐに「頭痛 接骨院」で検索。
少しでも楽になれたら……という思いで、当院を訪ねてくださいました。
問診カウンセリングで見えてきた「姿勢」と「緊張」の問題
来院されたKさんは、第一声からそのつらさを訴えてくれました。
「毎日頭痛があるんです。特に疲れてくると後頭部がズキズキして、仕事中もずっと痛い…。目の奥が重い感じもして、集中できないし、大きな病気なんじゃないかと不安になります」
よくお話を伺い、姿勢検査を行ったところ、Kさんは猫背姿勢が強く、首が前に突き出し、背中が「逆くの字」に丸まっている状態でした。
この姿勢が、肩から背中の筋肉に負担をかけてガチガチに硬直させ、「異常筋緊張」を引き起こしていたのです。
これはまさに、筋緊張性頭痛の典型的な原因でした。
さらに詳しく検査を進めていくと、根本の原因は「骨盤のゆがみ」にあることも判明。
Kさんには、姿勢模型と鏡を使って、今の状態と理想の姿勢をわかりやすく比較して説明しました。
「だから頭痛がずっと続いてたんですね!ようやく原因がわかってホッとしました」とKさんの表情がパッと明るくなった瞬間を、今でもよく覚えています。
人生が変わったような体験
Kさんには、姿勢と骨盤を整える「ダメージケアコース」をご提案。
まずは骨盤矯正からスタートし、背骨、首の骨格バランスを丁寧に整え、血流とリンパの流れを促す特別なマッサージも取り入れました。
初回の施術後、Kさんは思わず「あれ?頭が軽い…!」と声を上げ、「半分くらい痛みが消えた気がします」と驚かれていました。
3日後の再来院時には、「正直ここまで変わるとは思ってなかったです!」と感動して、私たちと握手を交わしてくださいました。
4回の施術で頭痛が改善、2ヶ月後には理想の姿勢へ
施術を重ねるごとに頭痛はどんどん軽減。4回目の施術で「頭が痛くない日が続くようになりました」と嬉しいご報告をいただきました。
その後も週1回のペースで通っていただき、2ヶ月の施術で理想的なS字カーブのある背骨へと整っていきました。
4週間後の検診でも状態は良好。Kさんは「もう頭痛とはお別れですね」と満面の笑みを見せてくれました。
現在は、4週に1回のメンテナンスで美しい姿勢をキープされています。
長時間のデスクワークでとうとう頭痛に…… 30代OL Mさんの場合
パソコン作業が多い30代のMさんです。最近は特に仕事が忙しく、長時間デスクワークに没頭するあまり、気がつくと首や肩がガチガチにこり、ひどいときには頭痛まで起こることがよくあるそうです。まさに代表的な「緊張性頭痛」の症状です。
頭痛を引き起こす姿勢と骨格の乱れ
実際に身体を診てみると、骨の湾曲と筋肉のバランスが大きく崩れていました。後ろから見ると、本来なら首の骨は前方に自然なカーブを描いているのが理想ですが、この患者さまの場合は逆に首が前に突き出ていました。
その結果、背筋が硬く盛り上がり、まるで“超人ハルク”のような状態に。
長時間同じ姿勢でデスクワークを続けた影響が大きいと考えられ、これでは肩こりや首こり、さらには頭痛が起こるのも無理はありません。
骨格調整とインナーマッスルへのアプローチ
治療としてまず提案したのは、首と背骨の整復によって骨格のバランスを整えること。根本原因である姿勢の改善を最優先にしました。
さらに翌日には、トリガーポイント療法によって硬くなったインナーマッスルを緩め、骨格が安定するようにサポート。この二段階のアプローチで、症状の改善を目指しました。
週3回の通院を2週間ほど続けていただいた結果、驚くほど頭痛は改善。緊張性頭痛に悩まされることなく、仕事にしっかり打ち込めるようになりました。
その後もご本人の希望で継続的に通院され、症状の再発防止に取り組んでいます。
目標は「疲労が翌日には取れる身体」
この患者さまの目標は、「自分自身で健康な状態を維持できること」。つまり、一晩ぐっすり眠れば翌日には疲労がとれているという、自然な回復力を取り戻すことです。
ゆ〜かり整骨院、天王町接骨院ではその場しのぎではなく、痛みの根本原因から治療することを大切にしています。今回のように、緊張性頭痛や肩こり、姿勢の乱れなどを抱えながらも「痛みの出ない身体を目指す」という患者さまの意欲は、治療をより効果的にし、健康な未来へとつながっていきます。
姿勢を整えて、筋緊張性頭痛とさよならしよう
長年の頭痛に悩まされている方、その痛みの原因はもしかすると姿勢の乱れや筋肉の緊張かもしれません。
原因がわからないまま悩んでいる方にこそ、まずは自分の体の使い方や骨盤の状態を見直してほしいのです。
痛み止めだけではなく、「なぜ痛みが出ているのか」を知り、体全体を整えることで、つらい頭痛から解放される日がきっと来ます。
パソコン作業などで同じ姿勢を長時間続ける方は、60分に一度、5分くらいストレッチをしたり、肩をくるくる回したりして、使っていなかった筋肉を動かすようにしましょう。すると血行がよくなり、疲労回復に効果的です。
それでも
「後頭部がズキズキする」
「こめかみのあたりが重い」
「首や肩が常にこっている」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
私たちが、あなたのその一歩を全力でサポートします。
《筋緊張性頭痛》よくある質問(FAQ)
Q.筋緊張性頭痛と片頭痛はどう違うのですか?
A.筋緊張性頭痛は、首や肩の筋肉の緊張が原因で起こる頭痛です。頭全体が重い、後頭部やこめかみが締め付けられるように痛むのが特徴です。一方、片頭痛は脳の血管や神経の働きが関係しており、吐き気や光・音に敏感になる症状が出やすいです。
Q.筋緊張性頭痛は病院で異常なしと言われても治りますか?
A.はい。多くの場合、脳や神経に異常がなくても、姿勢や骨盤の歪み、筋肉の緊張が原因で頭痛が出ています。そのため、姿勢改善や骨格調整で症状が改善するケースがあります。
Q.どのくらいの施術で改善しますか?
A.個人差はありますが、今回ご紹介したKさんは4回目で頭痛がほとんど消え、2ヶ月で理想的な姿勢に整いました。早い方では初回から「頭が軽くなった」と感じられることもあります。
Q.薬を飲まなくても大丈夫になりますか?
A. 筋緊張性頭痛は「体の使い方の問題」で起こることが多いため、根本的に姿勢や骨格を整えることで薬に頼らずに改善していくことが可能です。ただし、医師の処方薬を使用している場合は必ずご相談ください。
Q.再発を防ぐにはどうしたらいいですか?
A.姿勢を正しく保ち、長時間のデスクワークやスマホ使用の際には休憩やストレッチを取り入れることが大切です。当院では、施術だけでなく日常生活でできるセルフケアの指導も行っています。
Q.頭痛があるときに施術を受けても大丈夫ですか?
A.はい、可能です。むしろ筋肉の緊張をやわらげることで痛みが軽減することが多いです。ただし、急な激しい頭痛や吐き気・しびれを伴う場合は、まずは病院での検査をおすすめします。
監修:ゆ〜かり整骨院グループ 株式会社アザース 柔道整復師チーム
※柔道整復師とは、骨折、脱臼、打撲、捻挫などの外傷に対し、手術や薬に頼らず、手技療法や物理療法、運動指導を駆使して、患者の自然治癒力を最大限に引き出す治療を行う国家資格を持つ医療技術職です。
頑固な頭痛や肩こりや姿勢改善については、下記の院にご相談ください。
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