肩が上がらない!「肩関節周囲炎 」四十肩・五十肩の改善例
夜も眠れないほどの肩の痛み ~48歳女性の症例

肩が動かない、夜中に痛くて目が覚める──。
そんなつらい症状を「四十肩」や「五十肩」と呼ぶことが多いですが、正式な名称は
「肩関節周囲炎 」四十肩・五十肩について
腱は筋肉を骨に結びつける部分で、関節包は肩の滑らかな動きを助ける重要な役割を果たしています。
肩関節周囲炎は「放っておけば治る」と言われることもありますが、それには1~2年かかることもあり、多くの患者様が「我慢できる痛みじゃない」と訴えられます。
夜も眠れないほどの肩の痛み ~48歳女性の場合
今回の患者様は48歳の女性。夜中に肩の痛みで目が覚めることが続き、テニス中にも右肩が上がらず、サーブがうまく打てないとのお悩みで来院されました。
痛みは以前から少しずつ感じていたそうですが、放置しているうちに症状が悪化。日常生活にも支障が出るほどになり、手が上がらなくなったらどうしよう!?と不安を感じて当院を訪れたとのことです。
診察で明らかになった肩の状態
診察してみると、右肩甲骨周辺の筋肉がガチガチに硬直しており、左肩と比べて明らかに動きが制限されていました。
バンザイをしてもらったところ、左肩はスムーズに上がるのに対し、右肩は90度以上で激しい痛みが出てそれ以上動かせません。
さらに、鏡で肩の高さを確認していただくと、右肩が左よりも10cmも上がっており、ご本人も驚いていました。
原因は肩のインナーマッスルの筋力の低下
この患者様の四十肩の原因は、肩のインナーマッスルの筋力が低下したことで代償的に三角筋や菱形筋(りょうけいきん)、僧帽筋(そうぼうきん)を酷使したことで引き起こされたものだと判断しました。そこで、まずは骨格調整で背骨のねじれを整え、肩甲骨の可動域を増やす骨格矯正から施術を始めました。
首と背中の骨を正常な位置に戻すことで筋肉の異常緊張が解消され、鏡で肩の高さが整ったのを見て患者様は「こんなに早く効果が!」と喜ばれていました。
次回の施術では、筋肉の柔軟性を高めるための施術をする計画です。
週に4回の通院で、骨格調整と物療機を組み合わせて硬直した筋肉をゆるめていきます。
施術を進めるうちに、夜間の痛みは徐々に軽減。6回目の施術を終える頃には、寝ていて痛みで目が覚めることはほとんどなくなりました
「また思う存分テニスができるようになった!」
12回目の施術が終わる頃には、日常生活での痛みもほぼ解消してきたので、肩のインナーマッスル棘下筋(きょくかきん)と小円筋(しょうえんきん)のトレーニングを自宅で毎日やってもらうようご指導しました。
そもそもの原因はインナーマッスルの筋力低下なので、筋トレが重要です。「筋トレつらいけど、頑張ったら思いっきりテニスが楽しめると思ってがんばります!」と笑顔で帰られる姿が印象的でした。
肩の痛みは放置せず、適切な診察を
肩関節周囲(かたかんせつしゅういえん)炎は、筋肉の炎症が原因なのか、関節の問題なのかによって対処法が異なります。安静にすべきか、動かすべきか、冷やすべきか、温めるべきか、正確な判断が必要です。肩の違和感や痛みを感じたら、放置せずに早めに診察を受けてください。
四十肩・五十肩の症状は、適切な施術で改善が期待できます。ストレッチやマッサージを取り入れつつ、骨格調整や筋肉調整を行うことで、早期回復と再発の予防にもつながります。肩の痛みに悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください!
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