股関節の痛みや「抜ける」感覚の原因とその対策

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股関節の痛みや「抜ける」感覚の原因とその対策

テニスをしていて股関節に抜ける感じが… 50代男性の場合

股関節の痛みや「抜ける」感覚の原因とその対策

股関節に「外れる」「抜ける」「力が入らない」という感覚を感じることがある方、その原因のひとつに「腸腰筋(ちょうようきん)」があります。
腸腰筋は大腰筋(だいようきん)と腸骨筋(ちょうこつきん)という2つの筋肉で構成されており、足腰の動きに大きく関わっています。

腸腰筋とは?

腸腰筋の中でも大腰筋は、背骨と大腿骨(太ももの骨)をつなぎ、腸骨筋は骨盤と大腿骨をつなぐ役割を担っています。

これらの筋肉は股関節の動きを支える重要な役割を果たしており、このどちらかが過度に緊張したり、柔軟性を欠いたりすると、股関節に「外れる」「抜ける」といった感覚や、力が入らないような違和感を感じることがあります。

テニスをしていて股関節に抜ける感じが… 50代男性の場合

ある50代男性は、テニスをしていて、3週間前から1時間くらいプレイすると左股関節に「抜ける感じ」が生じるようになったそうです。最初はそのまま加減をしながらプレイを続けていましたが、最近では「抜ける感覚」が歩行時にも現れ、さらに痛みまで感じるようになりました。

問診後、施術前の触診、視診の検査を行った結果、骨盤が後倒しており、左右の腸腰筋のに強い緊張が確認できました。このお腹のインナーマッスルの緊張と骨盤の歪みが股関節の違和感を引き起こしていた原因です。

腸腰筋(ちょうようきん)の過緊張を緩め歩行時の痛みを緩和

この患者様にはまず、腸腰筋(ちょうようきん)の過緊張を緩めることが最優先であるため、後倒した骨盤を立てるために骨格調整を施し、歩行時の痛みを緩和させるハイボルテージ療法を併用する方法を提案しました。

初回の施術後、すぐに「腰がもの凄く軽くなった。腰も悪かったんだ!?」と喜ばれていました。
その後の治療計画は、患者様から「はやく治したい」という要望があったので、毎日通院してもらい、初診から2週間後にはテニス中に痛みが減少。初診から10週間後には、左股関節の抜ける感じも完全に消失し治癒に至りました。

股関節の痛みを予防するために

運動を楽しむことは非常に良いことですが、運動後のケア、特に「インナーマッスルのストレッチ」を怠ると、筋肉に疲労が蓄積しやすく、股関節にも負担がかかります。
スポーツクラブやウォーキングを行った後には、アウターマッスルだけでなく、インナーもクールダウンの時間をしっかり取ることが重要です。筋肉に溜まった乳酸を除去するために、ゆっくり、じっくり筋肉や関節を伸ばすことを意識したストレッチを取り入れましょう。

股関節の痛みを予防するために

寝ながらできる股関節トレーニング①

仰向けに寝て、両膝を胸に引き寄せるトレーニングです。膝をゆっくりと胸に向かって引き寄せ、20~30秒間そのまま保持し、3セット行います。
お腹の筋肉を使うイメージでゆっくり引き寄せ、ゆっくり戻すことがポイントです。この運動は股関節だけでなく、お腹回りの筋肉を引き締める効果があります。

股関節痛予防のストレッチ
お腹の筋肉を使って、ゆっくりと引いてください。

寝ながらできる股関節ストレッチ②

仰向けに寝て、膝を立て、お尻が床から離れないように、左右の太ももを合わせたまま膝をゆっくりと左・右と交互に腰を捻転するストレッチです。右に10秒→左に10秒を1セットとし、これを3セット行います。股関節の可動域を広げ、お腹のインナーマッスルの柔軟性を高めることができます。

股関節痛予防のストレッチ
胸は上に向けたまま、膝を左右交互ににゆっくりと倒すのがポイントです。

日々のセルフケアで股関節痛を予防しましょう!

股関節の違和感や痛みを防ぐためには、日々のセルフケアが非常に重要です。特に腸腰筋のストレッチやクールダウンをしっかり行うことで、股関節にかかる負担を減らし、痛みや違和感を予防できます。

適切なストレッチを続けることで、100歳までスキップできる股関節の柔軟性を保ち、より快適な日常生活を送ることができるでしょう。

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