手首の腱鞘炎にお悩みの方へ！

手首の腱鞘炎について

腱鞘炎は手首に痛みや腫れを引き起こし、日常生活やお仕事に支障をきたすことが多い疾患です。この記事を参考に、手首の腱鞘炎についての知識を深め、最適な治療方法を見つけてください！

手首の腱鞘炎とは？

手首の腱鞘炎とは、手首にある「腱」と「腱鞘」に炎症が起きることによって痛みや腫れが生じる疾患です。正式には「狭窄性腱鞘炎（きょうさくせいけんしょうえん）」と呼ばれます。
手首の腱鞘炎は、特に親指側にある「第一コンパートメント」と呼ばれる腱鞘部分で起こることが多く、痛みや不快感を伴います。
手首の腱鞘炎の主な症状には次のようなものがあります。

• 手首や親指側が腫れて、触れると痛みを感じる
• 骨が変形し、指が曲がったまま伸びなくなる
• 物を持つ、つかむ動作で手首に痛みが生じる
• 親指を握り込んで手首を小指側に曲げた際に痛みが増す（フィンケルスタインテスト陽性）

手首の腱鞘炎は、手指を頻繁に使用する方に発症しやすい特徴があります。日常生活で手首に痛みや違和感を感じる方は、腱鞘炎の可能性を考えてみましょう。

手首の腱鞘炎が起こる原因

腱鞘炎が手首に発生する原因は、以下のようにさまざまです。

手首の過剰な使用

手首や指を酷使することが腱鞘炎の主な原因です。たとえば

• パソコン作業でキーボードやマウスを長時間使用する
• 楽器演奏（ピアノ、ギターなど）や文字を書く動作の繰り返し

これが包帯の大切な役割です。

スポーツによる手首への負担

テニス、バレーボール、野球など、手首を酷使するスポーツが腱鞘炎を引き起こします。手首を頻繁に動かしたり、強い負荷をかけたりすることで炎症が生じます。

加齢や健康状態の影響

年齢を重ねることで、腱や腱鞘が硬化したり、炎症が起きやすくなります。また、糖尿病や関節リウマチなどの基礎疾患がある場合も、手首の腱鞘炎のリスクが高まります。

手首の腱鞘炎は、日常的な動作や仕事、スポーツなどで手首を使うことが多い人に多発します。放置すると症状が悪化する可能性があるため、早めの対応が必要です。

手首の腱鞘炎の治療法

手首の腱鞘炎の治療は、症状の程度や原因によって異なります。ここでは、医療機関と接骨院での治療方法を比較しながらご紹介します。

医療機関での治療

医科では、手首の腱鞘炎に対して以下のような治療を行います。

• サポーターやギプスを用いて手首を固定し、動きを制限する
• 「ステロイド注射で炎症を抑える
• 重度の腱鞘炎では、腱鞘の切開手術を行う場合も

接骨院での治療

ゆ〜かり整骨院グループでは、手首の腱鞘炎に対して次のような施術を行います。

• 手首や親指の整復
  手首や親指の関節のズレを整復し、痛みを軽減させます。
• 筋緊張の緩和
  手首に関連する長母指外転筋や短母指伸筋を緩め、炎症を抑えます。
• 電圧治療機器を活用
  手首の筋肉や腱鞘にアプローチし、筋緊張の緩和や炎症をケアします。
• 包帯やテーピングで固定
  手首や親指を安静に保つことで、腱鞘の負担を軽減します。

ゆ〜かり整骨院グループにお越しになる手首の腱鞘炎の患者様の約80%が、平均2週間の施術で痛みが改善しています。日常生活で手首に痛みや違和感がある方は、ぜひご相談ください！