四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)

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四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)を改善するための施術
四十肩・五十肩の改善
  • 「肩がズキズキと痛んで仕事に集中できない」
  • 「腕をあげようとした瞬間に鋭い激痛が走る」
  • 「電車でつり革を掴もうとしても肩が痛くて手が伸ばせない」
  • 「着替えや洗濯物を干すときに肩まわりが痛くて不便を感じる」

ゆ〜かり整骨院グループの四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の症状改善のながれ

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)について

四十肩・五十肩は、肩がズキズキして動かせない、腕を上げると激痛が走る、といった典型的な症状を伴います。
日常生活で「着替える」「洗濯物を干す」「つり革を掴む」といった何気ない動作が痛みのために困難になります。

原因は一つではありません。肩を覆う腱が炎症を起こす「腱板炎」、上腕二頭筋の炎症、関節を包む膜(関節包)の炎症など、いくつかの要因があります。
いずれも肩関節の可動域を狭め、動きに制限を与えるため、「肩関節周囲炎」と総称されています。

また「肩こりが悪化しただけ」と思って来院される方もいますが、肩こりと四十肩・五十肩は全く異なるものです。
肩こりは筋肉疲労や血流不良によるものですが、四十肩・五十肩は関節周囲の炎症が原因。放置すると回復までに長期間を要したり、場合によっては睡眠不足や手術につながることもあります。

四十肩・五十肩の原因は?

〜ある日突然、肩が痛い!腕が上がらない!〜

「昨日までは普通に動かせていたのに、急に肩が痛くて腕が上がらない」
そんな風に発症する四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)。実際には突発的に起きたように見えても、背後には長年の筋力低下や姿勢不良、関節のズレなどが積み重なっているのです。

インナーマッスルの筋力低下が大きな原因

四十肩・五十肩の大きな要因の一つは、肩を支える インナーマッスル(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋) の筋力低下です。

デスクワークで同じ姿勢を続けたり、家事や仕事で同じ動きを繰り返す生活習慣により、肩まわりの運動量が減ってしまうと、自然とインナーマッスルは衰えていきます。


アウターマッスルへの過剰な負担と炎症

インナーマッスルが弱くなると、大きな動きを担当するアウターマッスルに負担が集中します。これにより腱や筋肉の動きがスムーズでなくなり、摩擦が増え、炎症や癒着が起こります。
癒着が進行すると肩の可動域はどんどん狭まり、「肩が上がらない」「腕を動かせない」といった典型的な症状が現れます。無理に動かすと腱や筋肉が損傷し、さらに痛みが悪化します。

姿勢不良(猫背・巻き肩)との関係

加齢や運動不足によってインナーマッスルが弱ると、背骨や体幹を支えられなくなり、猫背や巻き肩の状態になりやすくなります。

この姿勢では肩関節の安定性が失われ、肩甲骨と上腕骨がうまく連動せず、肩周辺に常に余計な負担がかかります。その結果、肩関節に炎症や断裂が生じやすくなり、痛みが慢性化してしまうのです。

突然ではなく「積み重ね」で発症する

四十肩・五十肩は「急に起きるもの」と思われがちですが、実際には加齢や運動不足、インナーマッスルの低下、猫背や巻き肩といった姿勢不良などの要素が積み重なった結果として起こります。

そのため「自然に治るだろう」と放置すると、かえって長引きやすく、日常生活に大きな支障をもたらしてしまうのです。

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の施術の流れ

〜四十肩・五十肩のつらい痛みの改善から、安心して日常動作やスポーツができる身体づくりまで〜

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)は「ある日突然、腕を動かしたときに肩に激しい痛みが走る」という発症パターンが多く、特に片側の肩に症状が出やすいのが特徴です。
急激な痛みは数日から1週間ほどで落ち着く場合もありますが、その後も肩を動かすと二の腕や手先まで痛みやしびれが広がり、夜眠れないほどの強い肩の痛みに悩まされるケースも少なくありません。

天王町接骨院、ゆ〜かり整骨院では、四十肩・五十肩の回復を「初期・中期・後期・メンテナンス期」の4段階に分け、それぞれの状態に合わせた施術を行います。
また、メンテナンス期にはインナーマッスルを強化して、四十肩・五十肩の再発予防をします。

※治療初期からメンテナンス期までの流れは、多い事例でご紹介しています。全ての方が当てはまるわけではございません。また、患部の状態によっては専門医(医師)をご紹介することもございますので、ご了承ください。

《初期》四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)改善の施術

〜我慢できないほどつらい肩周辺の痛みの緩和〜

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の施術は、まず「強い痛みを抑えること」から始まります。
「じっとしていても肩がズキズキ痛む」「夜になると痛みが増して眠れない」など、急性期はとてもつらい状態です。この段階では肩を動かすリハビリよりも、痛みの緩和と炎症の沈静化 が最優先となります。

そのため治療初期には、ハイボト治療鍼治療を用いて腱や筋肉の炎症に直接アプローチし、さらに神経調整で痛みを抑えていきます。あわせて、首や背中の骨格調整を行うことで、肩関節周囲にかかる負担を軽減し、炎症の悪化を防ぎます。

この 初期治療の期間はおおよそ2〜3週間 が目安です。特に発症直後の強い肩の痛みは短期間に集中的なケアが効果的なため、週3〜4回程度の通院ペースをおすすめしています。
早期に炎症を抑えることで、夜間痛の改善や安静時の不快感が軽減され、次の回復ステップへとスムーズに移行できます。


《中期》四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)改善の施術

〜肩の痛みを抑えつつ、可動域を回復させる大切な時期〜

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)は、急性期の激しい肩の痛みが落ち着いたあとも「腕が上がらない」「動かそうとすると肩が突っ張る」といった運動制限が強く残ります。

この中期の段階では、初期に行ったハイボト治療を引き続き使用し、炎症を抑えながら神経の興奮を沈め、痛みをコントロールします。
ハイボルテージは即効性が高いものの一時的な作用にとどまるため、その後は筋肉調整(トリガーポイント療法柔整マッサージ)で根本的な改善を図っていきます。

腱や筋肉に柔軟性を取り戻し、血流を促して軟部組織の修復を進めることで、肩関節の動きが少しずつスムーズになっていきます。また、必要に応じて鍼治療を取り入れ、硬くなった筋肉を緩め、血液循環を改善し、自己治癒力を高めることもあります。

さらに痛みが落ち着き、肩の可動域制限が50%以上改善してきた段階では、骨格調整で背骨や頚椎の可動性を高め、深層筋の硬さを取り除いて姿勢や骨盤の歪みを整えるアプローチを加えます。これにより、肩の動きを妨げている根本的な要因を改善していきます。

この中期の施術期間は、初診からおおよそ4〜8週間が目安です。特にこの時期は「痛みが和らいだからもう大丈夫」と通院をやめてしまう方もいますが、可動域を取り戻すためには 週1〜2回の通院を継続することが重要です。
ここでしっかり治療を行うかどうかで、その後の回復スピードや再発リスクが大きく変わってきます。


《後期》四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)改善の施術

〜肩の動きを整え、良い状態を安定させる大切な時期〜

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)は、発症から完治までに約2〜3か月かかるのが一般的です。
初期・中期の施術で強い痛みは軽減し、肩の可動域も改善してきますが、この後期の段階では「特定の角度で肩が動かしづらい」「スポーツや日常生活の動作で肩に違和感が残る」といった症状が出やすくなります。

この時期に特に大切なのが、正しい姿勢を意識することとストレッチなどのセルフケアです。姿勢が崩れていないか、日常的なケアが継続できているかを確認しながら、残存する肩の可動域制限をさらに改善していきます。
後期の施術において 患者様一人ひとりの生活スタイルに合わせた指導を行います。施術で肩関節や肩甲骨の動きをさらにスムーズに整えるとともに、歩き方・座り方・関節の動かし方といった日常動作のクセを見直し、再び「肩が痛い」「腕が上がらない」とならないようにサポートします。

この後期の施術は、通常週1回程度の通院を目安に1〜2か月ほど継続するのがおすすめです。正しい姿勢や関節の動かし方を身につけ、肩に負担をかけない生活習慣を定着させることで、改善した良い状態を安定させることができます。


《メンテナンス期》四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)改善の施術

〜四十肩・五十肩を再発させないための身体づくり〜

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)は、症状が出てからどれくらい経って受診したか、普段どのような姿勢で過ごしているか、運動習慣の有無などによって、改善のスピードや再発リスクが大きく異なります。そのため、痛みが落ち着いたあとも「再発を防ぐためのメンテナンス」がとても大切です。

このメンテナンス期で重要なのが、肩関節を安定させるインナーマッスルの強化です。インナーマッスルがきちんと働くようになると、姿勢が崩れにくくなり、肩関節に余計な負担がかかりにくくなります。その結果、再び「肩が痛い」「腕が上がらない」といった状態を繰り返すリスクを減らせます。

天王町接骨院、ゆ〜かり整骨院では、EMS(電気的筋肉刺激)を用いて、普段の生活だけでは鍛えにくいインナーマッスルを効率的に活性化。これにより、骨格を支える筋肉の機能を向上させ、正しい姿勢を維持できる身体づくりをサポートします。

通院ペースは症状や生活習慣によって異なりますが、一般的には月1〜2回の定期的なメンテナンスを続けることで、良い状態を安定させやすくなります。単に痛みを取るだけでなく、再発しにくい身体を作ることこそが、このメンテナンス期の大きな目的です。

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の予防について

〜四十肩・五十肩にならない身体をつくるために〜

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)は、発症すると強い痛みによって日常生活に大きな影響を及ぼします。症状には「急性期」と「慢性期」があり、それぞれ適切な対応が必要です。

急性期は「安静第一」

肩の痛みが強い急性期は、無理に動かさず安静にして炎症を抑えること(RICE処置)が最優先です。この時期に不用意に肩を動かすと炎症が悪化し、回復が遅れてしまう可能性があります。

慢性期は「関節や筋肉を動かすこと」が大切

痛みが落ち着いてきた慢性期に入ったら、今度は関節や筋肉を動かさないままでいると、肩の可動域がますます狭まり、筋肉が硬くなってしまいます。

肩関節や肩甲骨を意識して動かすストレッチは、四十肩・五十肩の予防と再発防止にとても効果的です。ただし、間違った動かし方をすると逆に痛みを悪化させることがあるため、正しい方法を知ることが重要です。

肩関節は常に負担を受けている

実は肩関節は、ただ立っている・座っているだけの状態でも「腕の重さ」と「重力の負荷」を支え続けています。そのため、そこに「腕を上げる」「重い物を持ち上げる」といった動作が加わると、大きな負担がかかります。
このように日常生活そのものが肩に負担を与えているため、予防のためには日常の工夫が欠かせません

日常生活で意識したい予防法

四十肩・五十肩を防ぐには、生活習慣そのものを整えることが大切です。

  • 十分な睡眠をとる
    睡眠不足は筋肉の回復を妨げ、ストレスによる神経の緊張も強めます。しっかり眠ることで肩のこわばりを防ぎましょう。
  • 1日30分の有酸素運動
    ウォーキングや軽いジョギングで血流を促進します。忙しい方は「通勤で一駅分歩く」「階段を積極的に使う」などでも効果があります。
  • 肩甲骨を動かすストレッチ(各5秒×3セット)

    1.背中の腰あたりで手を組み、肩甲骨を寄せる。

    2.首をすくめるようにして肩甲骨を持ち上げ、その後ゆっくり脱力。
    ポイントは「動かした後にリラックスする」こと。血流が改善し体が温まります。

  • バランスの良い食事
    栄養不足は筋肉や腱を弱らせます。特にタンパク質・鉄分が不足すると筋肉の修復力が落ち、肩の不調が起きやすくなります。

【症例】肩が上がらない!「肩関節周囲炎かたかんせつしゅういえん」四十肩・五十肩の改善例はこちら>>

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)についてよくある質問(FAQ)

Q.四十肩と五十肩は別の病気ですか?

A. 名称は年代による呼び分けで、どちらも肩関節周囲炎を指します。症状や治療法は同じで、「肩が痛い」「腕が上がらない」という特徴があります。

Q.肩こりと四十肩・五十肩の違いは?

A. 肩こりは筋肉の疲労や血流不足が原因で起こりますが、四十肩・五十肩は関節周囲の炎症による可動域制限を伴う点が異なります。単なる肩こりと思い込んで放置すると、悪化してしまうことがあります。

Q.四十肩・五十肩は自然に治りますか?

A. 放置しても数年かけて自然に軽快する場合もありますが、その間に「肩が固まる」「日常動作に支障が出る」といったリスクがあります。早期に施術を受けることで、改善スピードが早まり再発予防にもつながります。

Q.改善までにはどれくらいかかりますか?

A. 個人差はありますが、初期の強い痛みを落ち着かせるのに2〜3週間、中期から後期の回復に2〜3か月ほどかかるのが一般的です。痛みが軽くなっても、メンテナンスを続けることで再発しにくい状態を維持できます。

Q.通院の頻度はどのくらいですか?

A. 急性期は週2〜3回の集中的な施術で炎症を抑えます。中期は週1〜2回で可動域を広げ、後期以降は週1回程度で良い状態を安定させます。症状が落ち着いたら、月1〜2回のメンテナンスがおすすめです。

Q.自宅でできる予防法はありますか?

A. はい。肩甲骨を動かすストレッチ・1日30分の有酸素運動・十分な睡眠・バランスの良い食事が有効です。当院では再発を防ぐための簡単な体操も指導しています。

Q.再発を防ぐにはどうしたらいいですか?

A. 再発予防にはインナーマッスルの強化が欠かせません。EMSを使ったトレーニングや正しい姿勢を維持する習慣を身につけることで、肩の負担を減らし、四十肩・五十肩を繰り返しにくい身体をつくることができます。

監修:ゆ〜かり整骨院グループ 株式会社アザース 柔道整復師チーム

※柔道整復師とは、骨折、脱臼、打撲、捻挫などの外傷に対し、手術や薬に頼らず、手技療法や物理療法運動指導を駆使して、患者の自然治癒力を最大限に引き出す治療を行う国家資格を持つ医療技術職です。

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