肩こりでお悩みの方へ
- 2025年1月30日
- 2025年1月31日

- 「常に肩が張っていて、ふとした時に“あ、また凝ってる…”って気づく感じ。」
- 「朝起きた瞬間から肩が重い。寝ても疲れが取れないし、常にずっしりしてる。」
- 「仕事中、無意識に肩を回したり揉んだりしてる。気づいたらため息ばっかりついてる。」
- 「湿布とかストレッチも試したけど、結局その場しのぎでまたすぐ元に戻る。」
- 「肩こりがひどい時は頭痛までしてくるし、集中力も続かない。」
- 「温泉とかマッサージ行った後は楽になるけど、すぐ戻るから意味がない気がしてきた。」
- 「長時間パソコン作業をすると、肩だけじゃなくて首までガチガチに固まる。」
- 「肩がこりすぎて気持ち悪くなることがある。ひどい時は吐き気もする。」
- 「ずっと肩に重りを乗せられてる感じ。スッキリする瞬間がほぼない。」
ゆ〜かり整骨院グループの肩こり改善の流れ
肩こりの主な原因とは?
肩こりは、日々の生活習慣や姿勢のクセによって引き起こされることが多く、大きく分けて「姿勢の悪さ」「筋力の低下」「血行不良」の3つが主な原因です。それぞれのメカニズムを分かりやすくご説明します。
姿勢の悪さ(猫背や前かがみの姿勢)
人間の頭は、成人の場合 体重の約10% を占めます。例えば、体重が50kgの人なら 頭の重さは約5kg(500mlのペットボトル10本分)にもなります。
この重たい頭を支えるために、首や肩の筋肉が常に働いています。特に 猫背や前かがみの姿勢 になると、頭が前に傾き、そのぶん 首や肩の筋肉に余計な負担 がかかります。この状態が続くことで筋肉が疲労し、肩こりを引き起こしてしまうのです。
筋力の低下(肩を支える筋肉の衰え)
私たちの 腕は1本あたり約4〜5kg あり、肩周りの筋肉(僧帽筋・菱形筋・三角筋など)がこの重さを支えています。
しかし、なで肩の女性や巻き肩の人は、肩周りの筋力が不足 していることが多く、腕の重みに引っ張られて肩にさらに負担がかかります。その結果、筋肉が疲労しやすくなり、肩こりを引き起こす原因となるのです。
また、筋力が弱いと長時間同じ姿勢をとった際に 血行が悪くなりやすく、筋肉がこわばって肩こりの症状が出やすくなります。
血行不良(長時間の同じ姿勢・ストレス・運動不足)
肩こりの大きな原因の一つが 血行不良 です。
デスクワークで長時間同じ姿勢をとったり、スマホを長時間使ったりすると、肩周りの血流が滞り、筋肉が固くなってしまいます。
また、ストレスが多いと無意識に 肩に力が入る ことが多く、これも肩こりの原因となります。さらに、運動不足によって筋肉が十分に動かないと、血流が悪くなり、老廃物がたまりやすくなってしまうのです。
肩こりの施術の流れ
以下の施術例は当院での事例を記載しました。問診カウンセリングで、おひとりお一人の状態(痛みや症状、生活背景)に合わせた施術期間、施術内容をご提案しています。
※治療初期からメンテナンス期までの流れは、多い事例でご紹介しています。全ての方が当てはまるわけではございません。また、患部の状態によっては専門医(医師)をご紹介することもございますので、ご了承ください。
《初期》肩こりの施術
〜まずは物理療法機器で痛みや不快感の緩和〜
肩こりの初期施術では、痛みや不快な症状を緩和し、骨格バランスを整えることで負担のかかりにくい姿勢へと導きます。施術には神経調整(ハイボルテージ・電気鍼)と骨格調整を行い、筋肉の緊張をやわらげます。
しっかりと効果を感じていただくために、初診から2週間の継続的なケアを推奨しています。
まず、神経調整によって筋肉の緊張をほぐし、神経の興奮を抑えることで炎症を軽減し、痛みを和らげます。その後、骨格調整で頸椎や胸椎を整え、首や肩周りの骨格バランスを調整することで筋肉への負担を軽減し、肩こりの根本原因である姿勢の崩れを改善します。
肩こりを根本から改善するためには、筋肉が過剰に緊張しないように骨格バランスを整え、正しい姿勢を維持することが重要です。
理想的な姿勢とは、頭の重みが骨盤と背骨にバランスよく分散され、肩関節が正しい位置にあることで、首や肩の筋肉に余計な負担がかからない状態です。
この姿勢を維持することで、肩こりの再発を防ぎ、快適な状態をキープできます。
《中期》肩こりの施術
〜骨格と筋肉のバランスを整え、身体の動きをスムーズに〜
肩こりの改善をさらに進めるために、骨格と筋肉のバランスを整え、身体の動きをスムーズにすることを目的とした施術を行います。初期施術で痛みが和らいだ後、2〜4週間の期間をかけて、骨格調整・筋肉調整・立体動態波を用いた施術を行い、肩の可動域を広げていきます。
まず、骨格調整によって骨格の配列を整え、良い姿勢を維持しやすい状態にします。その上で、筋肉調整を行い、凝り固まった筋肉をほぐして柔軟性を高めていきます。トリガーポイント施術や柔整マッサージを用いて、特に負担のかかっている部位を集中的にケアし、血流を促進します。
さらに、肩関節運動療法や立体動態波を活用して、硬くなった関節や筋肉をしっかりと動かし、肩関節のスムーズな動きを取り戻していきます。
肩こりを根本から改善するためには、良い姿勢をキープすることが重要です。そのため、中期施術では施術に加えて、正しい姿勢の維持方法や肩関節の動かし方、歩き方などを指導し、一人ひとりに合った日常生活のアドバイスを行います。
肩こりが慢性的に続いている方や症状が強い方は、中期施術の期間が長くなることがあります。一人ひとりの状態に合わせた施術を行いながら、無理のない範囲で日常生活の改善をサポートしていきます。
《後期》肩こりの施術
〜「やりたいことがやれる身体になりましたか?治癒の確認〜
後期施術では、痛みや症状が改善された状態を維持できるかを確認し、再発を防ぐための「経過観察」を行います。施術者が「もう大丈夫だろう」と判断したうえで、患者さんご自身の日常生活の中で痛みが再発しないか、どれくらい良い状態を保てるかをチェックすることが目的です。
この期間では、患者さんの生活スタイルや活動に合わせて、週に1〜2回、または隔週で1回程度のペースで筋肉調整や必要に応じた骨格調整を行い、安定した状態へと導きます。施術を継続しながら、日常生活の中で痛みが出ないかを確認し、問題があれば適切にケアを行います。
後期施術の期間は約2週間を目安とし、最終的に痛みが出にくい身体の状態を維持できるようサポートしていきます。
《メンテナンス期》肩こりの施術
〜インナーマッスルを鍛えて肩こりの再発防止〜
肩こりを根本から改善し、再発を防ぐためには、インナーマッスルを鍛え、身体のバランスを維持することが重要です。
メンテナンス期では、筋肉調整・EMS(電気的筋肉刺激)・肩こり・頭痛集中改善コースを取り入れ、一人ひとりの生活スタイルに合わせたケアを行います。期間の目安は3ヶ月〜1年ですが、症状の経過や運動習慣によって個人差があります。
肩こりのメンテナンス方法は、症状が出てからどれくらい経って受診したか、過去にも同様の症状があったか、運動習慣があるかなどによって変わります。
しかし、どんな方にも共通して大切なのは、インナーマッスルを鍛えることです。体幹を強化することで、姿勢を安定させ、肩こりの再発を防ぐことができます。
特におすすめなのが、EMSを活用したインナーマッスルのトレーニングです。電気刺激で深層の筋肉を効率よく鍛え、無理なく良い姿勢を維持できる身体へと導きます。
メンテナンス期では、定期的な施術とトレーニングを組み合わせることで、肩こりのない快適な状態を長くキープできるようサポートします。
肩こりの予防のついて
肩こりを繰り返さないためには、普段から姿勢を意識し、生活習慣を整えることが大切です。特に、生活リズムの改善や習慣的なストレッチを取り入れることで、予防効果を高めることができます。日常生活で以下のポイントを意識してみましょう。
睡眠前に身体を温める
疲労やストレスによって神経が興奮したまま寝てしまうと、筋肉が緩まず血流も悪化し、疲れが取れにくくなります。就寝前にはお風呂でしっかり身体を温めることで、筋肉をほぐし、血液循環を促しましょう。
ストレッチ運動で柔軟性アップ
肩こりの予防には、肩甲骨周辺の筋肉をほぐすストレッチが効果的です。また、体幹を伸ばすストレッチもおすすめです。こまめなセルフストレッチを習慣化することで、筋肉の緊張を和らげ、肩こりを防ぎましょう。
バランスの良い食事を心がける
栄養が不足すると、筋肉や骨が弱くなり、肩こりの原因につながります。また、貧血傾向の方は頭痛や冷え性を引き起こし、血流が悪化しやすくなります。糖質・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラルをバランスよく摂取できる食事を意識し、身体の内側から健康をサポートしましょう。
毎日のちょっとした心がけが、肩こりの予防につながります。無理なく取り入れられる習慣から始めてみましょう!
天王町接骨院・ゆ〜かり整骨院にご相談ください
「慢性的な肩こりがつらい」「マッサージをしてもすぐ戻ってしまう」という方は、身体の歪みや筋肉の状態を専門的にチェックすること もおすすめです。
天王町接骨院・ゆ〜かり整骨院では、肩こりの根本的な原因にアプローチし、改善へと導く施術を行っています。お気軽にご相談ください!
監修:ゆ〜かり整骨院グループ 株式会社アザース 柔道整復師チーム
《症状改善の流れ》あなたのお悩みはどれですか?
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