放置は危険!足首の捻挫は早めに対処を

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放置は危険!足首の捻挫は早めに対処を

足首の捻挫の症例「そのうち治る」......は危険だった20歳女性の場合


放置は危険!足首の捻挫は早めに対処を

「足首をちょっと捻っただけ」と軽く考えていませんか?
実は足首の捻挫を放っておくと、靭帯や骨のズレ、慢性的な痛み、足首不安定症へとつながる恐れがあります。軽傷に見えても、適切な処置を行わないと後遺症が残るケースも少なくありません。


本記事では、20歳女性の実際の症例を通して、捻挫の本当の怖さと早期対応の重要性を柔道整復師の視点から詳しく解説します。足首を「捻ったかな?」と感じたら、すぐに読むべき内容です。


足首の捻挫!放置が危険な理由とは?

「足首を捻ってしまったけど、腫れもないし、たぶん大丈夫」。そう考えて放置する方が多いのが足首の捻挫です。しかし、捻挫はただの「ひねり傷」ではありません。実は、関節や靭帯、時には骨にまで深刻な影響を及ぼす外傷なのです。

「足首には3本の主な靭帯があり、これらがバランスよく支えることで日常の動作が成り立っています。 
ところが、捻挫によって靭帯が伸びたり、一部断裂すると、その支えが機能しなくなり、足首の構造全体が不安定になります。

放置した結果、後になって「治ったはずの足首が何度も捻れる」「痛みが残っている」といった相談を受けることも少なくありません。

靭帯がズレたまま回復するリスク

捻挫=靭帯損傷というイメージは広く知られていますが、実際にはそれ以上に重要なのが「関節のズレ」です。
足首の靭帯は、骨と骨を正しい位置に保つ役割も担っています。これが損傷すると、靭帯が付着する骨の位置も微妙にズレてしまうことがあります。

そのまま放っておくと、ズレた状態で靭帯が固まり、骨格に歪みが生じてしまうことに。すると、歩くたび、体重をかけるたびに痛みが生じ、特に長時間の立ち仕事や運動で違和感が強くなります。これは一時的な問題ではなく、慢性的な足首の痛みの原因となるため注意が必要です。

繰り返す捻挫の悪循環!慢性足首不安定症とは

足首の捻挫を繰り返していると、やがて「慢性足首不安定症」という状態に陥ることがあります。
これは、靭帯が十分に回復しないまま放置されたことで、足首の関節が常にグラグラした状態になってしまうことを指します。

この状態では、小さな段差を踏んだだけでも足首を再び捻ることがあり、また階段の昇り降りや立ち上がる動作でも痛みや不安定感を感じるようになります。スポーツはもちろん、日常生活でも影響が出て、ケガをしやすくなる「負のループ」に陥ってしまうのです。

捻挫と思っていたら実は骨折だった!骨折を見逃すリスク

重度の足首の捻挫では、靭帯だけでなく、骨の一部が剥がれている(剥離骨折)ケースもあります。このような場合、見た目では判断が難しく、「痛みが強いけど、たぶん捻挫でしょ」と自己判断してしまいがちです。

しかし、骨折を見逃してしまうと、骨がズレたまま固まり、関節の形が変形するリスクがあります。そうなると、元の状態に戻すのに時間も費用もかかり、回復に何ヶ月もかかることもあるのです。捻挫の程度にかかわらず、専門家による評価と処置が必要で

足首の捻挫の症例「そのうち治る」は危険だった20歳女性の場合

今回のケースは、20歳の女性。海で遊んでいたときに「なんとなく足首をひねった」感覚があったとのこと。転倒や打撲もなかったため、「大丈夫だろう」と放置していたそうです。

しかし1週間経っても痛みが引かず、2週間後には日常生活にも支障が出始めて来院。診察してみると、外くるぶしのあたりがわずかに腫れており、左右の足首を比べると捻った方が明らかに太く、動きも悪い状態でした。

骨格調整と固定で改善

初回の施術では、まず足関節の丁寧に骨格調整しました。「ゴリゴリ……」という音とわずかな痛みで驚かれた様子でしたが、終了後には腫れも引き、足首の可動域が改善。患者さん自身もその変化にびっくりされていました。

その後、2週間にわたり専用のテープ固定と施術を継続。4〜5回の施術で痛みが大幅に軽減され、歩行時の不安もなくなりました。ただし、ハイヒールで全力疾走するにはもう少しリハビリが必要な段階です。

「あとで」より「今すぐ」がポイント!捻挫のケアは早ければ早いほど良い

捻挫を軽く見て放置してしまうと、靭帯や骨の位置がズレたまま固まる危険があります。これは、「元のように戻らない」「ちょっと走るとまた捻る」といった状態を招く要因となります。適切な処置を行えば、10〜14日で改善するケースが多いのです。
「ちょっと痛いけど歩けるし……」と我慢せず、初期対応をしっかり行うことが、その後の生活やスポーツ復帰の質を大きく左右します。

私も足首をやってしまいました。

実は私自身も最近、寝起きにベッドから降りた瞬間に足首を思いきり捻ってしまいました。最初は「まぁ大丈夫」と思ったのですが、職業柄「いやいや、これはちゃんとケアしなければ後悔する」と気づき、すぐに処置しました。。

その経験からも言えるのは、捻挫は初期対応が命だということ。違和感や痛みがあるときは、なるべく早く施術を受けて、再発や慢性化を防ぎましょう。

足首をひねったらすぐ相談を!

  • 足首の捻挫は軽傷に見えても、放置はNG
  • 放置すると関節のズレや足首不安定症、骨の変形など深刻な後遺症に
  • 腫れや痛みが続くときは専門家へ早期相談を
  • 適切な処置で10〜14日で改善するケースも多い
  • 捻る前以上に動きやすい足首を作ることも可能

「たかが捻挫」と油断せず、しっかりケアして足元から健康を守りましょう!

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