放置は危険!足首の捻挫(ねんざ)は早めに対処を

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放置は危険!足首の捻挫(ねんざ)は早めに対処を

足首の捻挫の症例「そのうち治る」......は危険!二つの足関節捻挫の症例

放置は危険!足首の捻挫は早めに対処を

「足首をちょっと捻っただけ」と軽く考えていませんか?

実は、足首の捻挫(ねんざ)を放置すると、靭帯や骨のズレ、慢性的な痛み、さらには足首不安定症へと進行する恐れがあります。軽いケガに見えても、適切な処置をしなければ後遺症が残るケースも少なくありません。

特に多いのが足関節内反捻挫(そっかんせつないはんねんざ)です。これは「足首を内側にひねってしまうタイプの捻挫(ねんざ)」で、足首の捻挫(ねんざ)の約8割を占めます。前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)、踵腓靭帯(しょうひじんたい)、後距腓靭帯(こうきょひじんたい)といった靭帯を損傷することが多く、重症では骨折を伴う場合もあります。

「足首の捻挫(ねんざ)はクセになる」と言われるのは、正しい治療を受けずに放置することで関節が不安定になり、繰り返し捻挫(ねんざ)を起こしやすくなるためです。軽度の足首捻挫(ねんざ)であっても、早期に適切な治療を受けることが回復を早める最大のポイントです。

本記事では、実際にあった2つの症例を紹介しながら、足首の捻挫(ねんざ)の怖さと早めの対応がなぜ重要なのかを、柔道整復師の視点から詳しく解説します。もし「足首を捻ったかな?」と感じたら、ぜひ最後までご覧ください。


足首の捻挫の症例「そのうち治る」は危険だった20歳女性の場合

今回のケースは、20歳の女性。海で遊んでいたときに「なんとなく足首をひねった」感覚があったとのこと。転倒や打撲もなかったため、「大丈夫だろう」と放置していたそうです。

しかし1週間経っても痛みが引かず、2週間後には日常生活にも支障が出始めて来院。診察してみると、外くるぶしのあたりがわずかに腫れており、左右の足首を比べると捻った方が明らかに太く、動きも悪い状態でした。

骨格調整と固定で改善

初回の施術では、まず足関節の丁寧に骨格調整しました。「ゴリゴリ……」という音とわずかな痛みで驚かれた様子でしたが、終了後には腫れも引き、足首の可動域が改善。患者さん自身もその変化にびっくりされていました。

その後、2週間にわたり専用のテープ固定と施術を継続。4〜5回の施術で痛みが大幅に軽減され、歩行時の不安もなくなりました。ただし、ハイヒールで全力疾走するにはもう少しリハビリが必要な段階です。

足関節内反捻挫(ねんざ)の症例 :自身の経験をもとに早期治療、早期回復した40代Kさん(男性)の場合

雨の日に砂利道を歩行中、砂利に足を取られグキッと足首を捻ってしまった患者さんです。
Kさんは以前にも足首の捻挫(ねんざ)で来院されたことがあり、その際は1週間ほど湿布で様子を見てから受診。
初期対応が遅れたことで、治るまでに2か月以上かかってしまいました。

その経験から「足首の捻挫(ねんざ)は早めの処置が大切」と覚えていてくださり、今回は受傷から3時間で来院され、早期回復につながりました。
ます。

受傷から3時間で来院

捻挫(ねんざ)は受傷後72時間(3日以内)の初回処置が早期回復のカギです。
特に足首の捻挫(ねんざ)は放置すると長引くため、できるだけ早く受診することが重要です。

Kさんの足首は内側に反っており、前距腓靭帯や踵腓靭帯に強い圧痛がありました。腫れと熱感もあり、歩行時には痛みで足を引きずっていました。状態から2度の足首の捻挫(ねんざ)と判断しました。

足の関節を整復して正しい位置に

施術では、まず内側に反った足首の関節を整復し、正しい位置に戻します。
整復を行うことで関節が安定し、自発痛(じっとしていても感じる痛み)が大きく改善されました。
さらにハイボルテージ治療で痛みの軽減と組織の修復を促し、最後に包帯固定を行うことで、患部を安定させました。

整復+ハイボルト+包帯の最強の組み合わせ

翌日には腫れと熱感が6割減少し、歩行時の痛みも半分以下に。
まさに整復+ハイボルト+包帯の組み合わせは早期回復に効果的です。

その後、6回の施術(約10日間)で包帯を外し、8回の施術(約2週間)で日常生活に支障がなくなりました。運動復帰までは約4週間、さらに予防を兼ねて通院を継続し、足首の安定性を取り戻しました。

足首の捻挫!放置が危険な理由とは?

「足首を捻ってしまったけど、腫れもないし、たぶん大丈夫」。そう考えて放置する方が多いのが足首の捻挫です。しかし、捻挫はただの「ひねり傷」ではありません。実は、関節や靭帯、時には骨にまで深刻な影響を及ぼす外傷なのです。

「足首には3本の主な靭帯があり、これらがバランスよく支えることで日常の動作が成り立っています。 
ところが、捻挫によって靭帯が伸びたり、一部断裂すると、その支えが機能しなくなり、足首の構造全体が不安定になります。

放置した結果、後になって「治ったはずの足首が何度も捻れる」「痛みが残っている」といった相談を受けることも少なくありません。

靭帯がズレたまま回復するリスク

捻挫=靭帯損傷というイメージは広く知られていますが、実際にはそれ以上に重要なのが「関節のズレ」です。
足首の靭帯は、骨と骨を正しい位置に保つ役割も担っています。これが損傷すると、靭帯が付着する骨の位置も微妙にズレてしまうことがあります。

そのまま放っておくと、ズレた状態で靭帯が固まり、骨格に歪みが生じてしまうことに。すると、歩くたび、体重をかけるたびに痛みが生じ、特に長時間の立ち仕事や運動で違和感が強くなります。これは一時的な問題ではなく、慢性的な足首の痛みの原因となるため注意が必要です。

繰り返す捻挫の悪循環!慢性足首不安定症とは

足首の捻挫を繰り返していると、やがて「慢性足首不安定症」という状態に陥ることがあります。
これは、靭帯が十分に回復しないまま放置されたことで、足首の関節が常にグラグラした状態になってしまうことを指します。

この状態では、小さな段差を踏んだだけでも足首を再び捻ることがあり、また階段の昇り降りや立ち上がる動作でも痛みや不安定感を感じるようになります。スポーツはもちろん、日常生活でも影響が出て、ケガをしやすくなる「負のループ」に陥ってしまうのです。

捻挫と思っていたら実は骨折だった!骨折を見逃すリスク

重度の足首の捻挫では、靭帯だけでなく、骨の一部が剥がれている(剥離骨折)ケースもあります。このような場合、見た目では判断が難しく、「痛みが強いけど、たぶん捻挫でしょ」と自己判断してしまいがちです。

しかし、骨折を見逃してしまうと、骨がズレたまま固まり、関節の形が変形するリスクがあります。そうなると、元の状態に戻すのに時間も費用もかかり、回復に何ヶ月もかかることもあるのです。捻挫の程度にかかわらず、専門家による評価と処置が必要で

「あとで」より「今すぐ」がポイント!捻挫のケアは早ければ早いほど良い

「ちょっと痛いけど歩けるし……」と我慢していませんか?
足首の捻挫を軽く見て放置してしまうと、靭帯や骨の位置がズレたまま固まってしまう危険があります。そうなると「元のように戻らない」「少し走っただけでまた捻ってしまう」といった状態を招き、生活やスポーツに大きな支障をきたすこともあります。

反対に、初期対応をしっかり行えば、10〜14日ほどで改善するケースも多いのです。つまり、「あとでケアしよう」ではなく「今すぐケアする」ことが、回復のスピードとその後の生活の質を大きく左右します。

足首の捻挫を早く治すためのポイントをまとめると、次のようになります。

  • 捻挫直後、できるだけ早く適切な処置を受ける
  • 「腫れていないから大丈夫」と安易に放置しない
  • リハビリやストレッチで足首の柔軟性を維持する
  • インナーマッスルを鍛えて再発を予防する

同じ「足首の捻挫」でも、治療のタイミング次第で回復までの期間は大きく変わります。整復や固定といった専門的な処置を行うことで関節が正しい位置に戻り、回復が早まり、再発のリスクも減ります。

捻挫を「そのうち治るだろう」と侮らず、早めに正しい治療を受けることこそが、早期回復への近道です。

私も足首をやってしまいました。

実は私自身も最近、寝起きにベッドから降りた瞬間に足首を思いきり捻ってしまいました。最初は「まぁ大丈夫」と思ったのですが、職業柄「いやいや、これはちゃんとケアしなければ後悔する」と気づき、すぐに処置しました。

その経験からも言えるのは、捻挫は初期対応が命だということ。違和感や痛みがあるときは、なるべく早く施術を受けて、再発や慢性化を防ぎましょう。

足首をひねったらすぐ相談を!

  • 足首の捻挫は軽傷に見えても、放置はNG
  • 放置すると関節のズレや足首不安定症、骨の変形など深刻な後遺症に
  • 腫れや痛みが続くときは専門家へ早期相談を
  • 適切な処置で10〜14日で改善するケースも多い
  • 捻る前以上に動きやすい足首を作ることも可能

「たかが捻挫」と油断せず、しっかりケアして足元から健康を守りましょう!

《足首のねんざ》よくある質問(FAQ)

Q.足首の捻挫(ねんざ)はどのくらいで治りますか?

A.捻挫(ねんざ)の程度によって異なります。軽度(1度)なら1〜2週間、中程度(2度)なら3〜6週間、重度(3度)では数か月かかることもあります。早期に受診し、整復や固定を行えば回復は早まります。

Q. 足首の捻挫(ねんざ)は湿布だけで治りますか?

A.湿布で痛みや腫れを和らげることはできますが、それだけでは関節の安定性は戻りません。放置すると「足首の捻挫(ねんざ)がクセになる」原因になるため、整復固定などの専門的な処置を受けることが大切です。

Q.足首の捻挫(ねんざ)は病院と整骨院どちらに行けばいいですか?

A.骨折の可能性がある強い腫れや変形がある場合はまず病院での検査が必要です。骨に異常がない場合やリハビリ、再発予防までしっかり行いたい方は整骨院での施術が効果的です。

Q.足首の捻挫(ねんざ)は放置するとどうなりますか?

A.放置すると靭帯が緩んだままとなり、足首が不安定になって再発しやすくなります。結果として正しい歩行ができなくなり、腰痛や膝痛の原因になることもあります。軽度でも放置は危険です。

Q.足首の捻挫(ねんざ)を早く治す方法はありますか?

A.受傷後72時間以内に正しい処置を受けることが早期回復のカギです。整復ハイボト治療固定の3つを組み合わせると、痛みと腫れが早く改善しやすくなります。

Q.捻挫(ねんざ)を繰り返さないためにできることは?

A.足首周りのストレッチやインナーマッスル強化、体幹トレーニングが有効です。特にバランスボールや片足立ちなど、足首の安定性を高めるトレーニングが再発予防につながります。

監修:ゆ〜かり整骨院グループ 株式会社アザース 柔道整復師チーム

※柔道整復師とは、骨折、脱臼、打撲、捻挫などの外傷に対し、手術や薬に頼らず、手技療法や物理療法運動指導を駆使して、患者の自然治癒力を最大限に引き出す治療を行う国家資格を持つ医療技術職です。

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