骨盤のゆがみと骨盤矯正について
【骨盤の歪み】産後に起こった骨盤トラブルと産後骨盤矯正の重要性|Tさん(40代女性)の症例

骨盤のゆがみに気をつけましょう!
普段の生活の中で骨盤がゆがんでしまう原因は、気づかないうちに引き起こされることが多いです。
例えば、足を組む癖がある、片方の足に体重をかけて立つ、出産後の体型の変化などが影響します。これらの生活習慣や産後の体の変化によって骨盤がゆがむことで、姿勢バランスが崩れ、痛みや不調が生じることがあります。
骨盤のゆがみが引き起こす不調とは?
骨盤がゆがむと、肩こりや首痛として症状が出ることが多いです。
骨盤は背骨を支える土台となるため、骨盤が歪むと筋肉や関節に余分な負担がかかり、腰痛や肩こりが悪化することがよくあります。
また、猫背や反り腰などの姿勢が骨盤のゆがみを悪化させ、さらに体全体の不調を引き起こすことがあります。加えて、骨盤のゆがみが進行すると、リンパの流れが滞り、むくみや老廃物の排出がうまくいかず、健康に悪影響を与えることもあります。
【骨盤の歪み】産後に起こった骨盤トラブルと産後骨盤矯正の重要性|Tさん(40代女性)の症例
さて、実際に骨盤のゆがみがどのように影響を与えるのか、Tさんの症例をご紹介しましょう。Tさんは、2年前に出産を経験してから骨盤が歪んでしまったと感じていました。特に、「お尻の形が四角くなった気がする」というお悩みを抱えて来院されたのです。
骨盤の歪みチェック|産後の体に現れる変化とは?
初めにお身体をチェックすると、確かに右の骨盤が前に出ており、鏡の前で確認してみると、右側の骨盤が上がっていることがわかりました。出産後、子どもを抱っこするたびに腰に痛みが走るとおっしゃっていたため、骨盤矯正を中心に施術を行う「腰痛集中ケアコース」を提案しました。
骨盤矯正による筋緊張と炎症には干渉治療を活用
また、骨盤矯正では、骨盤や脊椎(腰椎・胸椎)を動かすときに、硬直した筋肉が一緒に引き伸ばされてしまうことによって炎症を引き起こすこともあります。この炎症を抑えるために、干渉波という電気治療も併用しました。
骨盤の歪みが改善し、腰痛も解消|Tさんの変化
こうしてすべての施術を終え、再度鏡の前に立っていただくと、Tさんは驚きの表情で「すごーい!骨盤の右と左の高さが同じになった!」とおっしゃっていただきました。
その後、週1回のペースで6回の施術を受けていただき、最終的には骨盤のゆがみも解消され、子どもを抱っこしたときの腰痛も完全に治まったため、無事に治癒となりました。
日常生活で気をつけたいポイントと予防法
骨盤のゆがみが深刻になると、筋肉が緊張し続けて痛みが増し、体の動きが不自然になります。特に、日常生活で片側に体重がかからないよう意識し、姿勢を改善することが大切です。
骨盤矯正や姿勢の改善を通じて、骨盤のゆがみを予防することができますよ。
あなたも骨盤のゆがみをチェックしよう
骨盤がゆがむと、痛みを引き起こすことがあります。Tさんの症例のように、痛みがなければ3〜4回程度の施術で改善できることもありますが、ひどくゆがんでいる場合は少し時間がかかることもあります。
もし「自分の体がゆがんでいるかも!?」と思った方、特に片方の腕で子どもを抱っこしたり、足を組んで座ることが多い方は、ぜひ一度チェックしにご来院ください。自分ではなかなか気づかないものです。
骨盤のゆがみが気になる方、痛みがある方は、ぜひ一度ご来院いただき、骨盤矯正を受けてみてください。
【骨盤のゆがみと骨盤矯正】よくある質問(FAQ)
Q. 骨盤の「ゆがみ」とは何ですか?
A. 骨盤やその周囲の筋・靱帯バランスが崩れて、骨盤の前後傾・左右差・ねじれが出ている状態です。土台の骨盤が乱れると、背骨や全身の姿勢にも影響します。
Q. 骨盤がゆがむ原因は何ですか?
A. 足組み・片脚荷重・長時間同じ姿勢・合わない椅子や靴・運動不足、そして産後の体型変化などが代表的な要因です。これらの習慣が積み重なって姿勢バランスが崩れます。
Q. 骨盤のゆがみでどんな不調が出ますか?
A. 腰痛・肩こり・首の張り、反り腰や猫背など姿勢の崩れ、下半身のだるさ・むくみ、動作のぎこちなさなどが生じやすくなります。土台の乱れが上半身にも波及します。
Q. 産後でも骨盤矯正は受けられますか?いつから始めればいいですか?
A. 受けられます。開始時期は体調回復の状況により個別に判断し、医師・助産師の許可があると安心です。負担の少ない手技と筋肉調整を中心に行い、抱っこ動作などの生活指導も併用します。
Q. どんな施術をしますか?
A. 姿勢・左右差を確認→骨盤・背骨の骨格調整→背部・腰部・臀部・大腿部の筋緊張を緩める筋肉調整→必要に応じてEMSなどでインナーマッスルに刺激→自宅での姿勢・動作(抱っこ・立ち方)指導を行います。炎症が出た際は干渉波などの物理療法で鎮静を図ります。
Q.骨盤矯正は痛いですか?「バキバキ」鳴らしますか?怖くないですか?
A.音が鳴る場合もありますが、音をならすのが目的ではなく、骨格にアプローチして深層筋を緩めるのが目的です。痛みの少ない安全な手技を基本に、年齢や体調に合わせてソフトな骨格調整や筋肉調整で対応です。ご不安は事前にご相談ください。
Q. 何回くらいで変化を感じますか?戻らないためには?
A. 個人差はありますが、軽度なら数回で変化を感じる方もいます。安定させるには、インナーマッスルの活性化と生活習慣(足組み・片脚荷重の見直し)を併用することが重要です。間隔を空けすぎずに6回前後を目安に整えていくケースが多いです。
Q. 自分でできる予防法はありますか?(セルフケア)
A. 足組みを控える/立位は左右均等荷重/座位は骨盤を立てて座る/片手抱っこは左右交互に/寝返りを妨げない寝具を選ぶ。
簡単エクササイズ:ドローイン(腹圧)、ヒップリフト(お尻の持ち上げ)、もも裏・臀部ストレッチを毎日短時間で継続しましょう。
Q. むくみや体型(ヒップライン)にも影響しますか?
A. 骨盤や姿勢の乱れは筋ポンプ作用を弱め、下半身のだるさ・むくみの一因になることがあります。矯正と筋肉調整で姿勢が整うと、動きやすさが増し、見た目のラインにも良い変化が期待できます(効果には個人差があります)。
監修:ゆ〜かり整骨院グループ 株式会社アザース 柔道整復師チーム
※柔道整復師とは、骨折、脱臼、打撲、捻挫などの外傷に対し、手術や薬に頼らず、手技療法や物理療法、運動指導を駆使して、患者の自然治癒力を最大限に引き出す治療を行う国家資格を持つ医療技術職です。
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