指が痛い!まがらない!「ばね指」の症例と早期治療の重要性

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指が痛い!まがらない!「ばね指」の症例と早期治療の重要性

パソコン作業で「ばね指」の症状が悪化した60代男性の症例


指が痛い!まがらない!「ばね指」の症例と早期治療の重要性

今日は「ばね指」についてお話ししたいと思います。普段から手を使うことが多い方や、寒い場所で作業をしている方に見られるこの症状、実際に指が痛くて動かしづらくなったり、指がまがらないといったことが起こります。

まるで指がばねのように引っかかって、パチンパチンと音が鳴ったりもするんですよね。

特に女性に多いとされるばね指ですが、今回ご紹介するのは、珍しい男性のケース。男性でもばね指に悩まされることがあるんです。さっそく、この方の症例をご紹介しますね!

パソコン作業で「ばね指」の症状が悪化した60代男性の症例

こちらは、60代男性で、仕事でパソコン作業をよくしている方の症例です。初診問診でお話しを聞いた時、「仕事を辞めてから症状が急激に悪化した」と仰っていました。特に困っていたのは、朝起きたときに右の親指が痛みで曲がらなくなることでした。

痛みは日常的に感じているものの、特に朝の時間帯が一番ひどく、手を使っていない安静時にも痛みが強く、特に朝の起床時に指がまがらないことが多かったそうです。

こういった場合、まずは指そのものだけではなく、腕や前腕の筋肉が緊張していることが原因であることが多いので、肘関節から指先までアプローチをしていきます。

指の痛みは腕の筋肉から!最初の治療は「前腕のケア」

まず、指とは直接関係がなさそうに見える「前腕」のカチカチに固まった筋肉を電療を使って緩めます。腕全体の筋肉を緩めることで、指先の腱の動き、指への血流が良くなり、指の痛みを軽減する効果が期待できます。

さらに、母指から手関節の周辺も柔整マッサージして筋肉と腱を緩め、関節周運動がスムーズにできるよう緊張を和らげました。ここまでの施術でかなり楽になり、患者様は少し改善を実感されたようです。しかし、ここで終わりではありません!

指関節の調整とテーピングでばね指を固定

指の関節に問題があれば、関節自体の位置がずれていることがあります。そのため、親指の動きと関節の位置をチェックした後、「骨格調整を行いました。これで、関節の位置を正しい位置に戻すことができ、腱への負担がさらに軽減できます。

そして、テーピング固定を行い、関節が動かないように保護しました。なぜなら、関節が悪い位置にあるままだと、腱に過剰な負荷がかかってしまい、治りが遅くなってしまうからです。テーピングで関節を安定させることで、腱への負担を減らし、最適な回復を促します。

翌日に来院された際に、「初回の施術の後からすぐに、指が少しまがりやすくなった!」と喜ばれていました。改善の兆しがあったことに、私もとても嬉しく感じました。

さて、その後の経過ですが、この患者様は週に3〜4回のペースで通院され、約3ヶ月後にはほとんど症状が改善されました。特に朝方の痛みが残ることはあったものの、日中や普段の生活ではばね指がほとんど気にならなくなったとのことです

自宅ケアで指の痛みを予防!セルフケアと経過

ばね指を繰り返さないために重要なのは、自宅で日々、セルフケアをすることです。

前腕から手首のストレッチやゆっくりとグー・パーの動作を10回ほど繰り返す、グーパー体操などで血流をよくすることが大事です。

痛みが強くなったり、指がまがらなくなったりしてから治療を始めると、治療期間が長引いたり、施術だけでは時間がたりません。セルフケアをすることで、回復が早く、無理なく日常生活を取り戻すことができます。

ばね指の治療において一番大切なのは、指だけでなく前腕や腕の筋肉をしっかりケアすることです。なぜなら、指の筋肉や腱は前腕から手首を通じて繋がっており、腕の筋肉に緊張があると、その緊張が指先まで伝わり、腱が引っかかる原因になります。指にひっかかりや痛みが生じるのは、腱が適切に動かなくなるからです。

そのため、指を治療する際には、まず腕の筋肉の緊張をほぐすことが最も重要です。電気治療やマッサージで腕の筋肉をほぐした後、指の関節を整復し、テーピングで関節を安定させます。このアプローチで、最短で改善が見込めます。

「ばね指」になったら早期治療がカギ!

ばね指が進行すると、ひどい場合は手術が必要になることもあります。指から「パチン」という音が聞こえてきたら、症状がかなり進行しているサインです。指に痛みや違和感を感じたら、放置せずにぜひ早めにご相談ください。

症状が軽いうちに治療を始めることで、改善が早く、日常生活も快適に過ごせるようになります。
あなたの指の健康、私たちが全力でサポートします!お気軽にご相談くださいね。

よくあるご質問(ばね指について)

Q.ばね指は放っておくとどうなりますか?

A. 放置すると炎症や腱の引っかかりが悪化し、指が完全に曲がらなくなったり、強い痛みで動かせなくなることもあります。進行すると手術が必要になる場合もあるため、早期の治療が大切です。

Q. ばね指はどの指に多く起こりますか?

A.親指・中指・薬指に多く発症します。特にスマートフォンやパソコンなどを頻繁に使う方は、親指に症状が出ることが多く、日常生活の使い方によって発症部位が異なります。

Q. 自分でできるばね指の予防法はありますか?

A.前腕から手首、指にかけてのストレッチやマッサージで血流を促すことが効果的です。冷え対策も重要です。当院ではセルフケアの方法もお伝えしていますので、お気軽にご相談ください。

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